オウサマペンギン


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オウサマペンギン

ペンギン目 / ペンギン科 / コウテイペンギン属




オウサマペンギン
オウサマペンギン
学 名 : Aptenodytes patagonicus
英 名 : King Penguin
分 布 : 南極周辺の島々
体 長 : 85〜95cm 程度
体 重 : 10〜16kg 程度


オウサマペンギン 1 オウサマペンギン 2 オウサマペンギン 3
オウサマペンギン 4 オウサマペンギン 5 オウサマペンギン 6


オウサマペンギンは、コウテイペンギン属に属する大型のペンギンで、現在生息しているペンギンの中では、コウテイペンギンに次ぐ大きな体をしています。
国内の動物園や水族館などでもよく飼育されていて、別名をキングペンギンとも呼ばれています。

体長は85〜95cm、体重は10〜16kg程もあり、フンボルトペンギンなどに比べると、かなり大きな体をしています。
頭部とフリッパー(翼)、尾は黒く、背中は首から尾までは灰色や青みがかった銀灰色で、腹部は白色です。

また、オウサマペンギンはくちばしが長く、下くちばしの左右や耳の周辺、喉のあたりは橙色をしています。
この首の両側にある橙色の斑紋は、勾玉形の細い帯となって首から胸の下部にまで続き、首から胸元にかけては橙色がうすくなって、黄色へとかわっています。

オウサマペンギンは一見してコウテイペンギンに似ていますが、オウサマペンギンは小型で、頭部から喉にかけてのオレンジ色が強く、体に対するくちばしやフリッパーの比率が大きいのが特徴です。

オウサマペンギンは南極周辺の島々に分布していて、主にイワシなどの魚類やイカなどを食べています。
潜水能力に優れていて、100〜300mもの深さにまで潜ることができて、最高記録は322mというものが報告されています。
また、潜水時間も2.5〜7.4分、平均して5.5分程度は潜っていることが出来ます。

ふだんは繁殖地周辺の外洋で群れをつくって生活していますが、繁殖地はフォークランド諸島やプリンス・エドワード諸島などの南大西洋とインド洋の亜南極の島々で、オウサマペンギンは南極大陸では繁殖しません。

オウサマペンギンは繁殖期には大きなコロニーをつくる習性があり、卵をひとつ産みますが、子育てのための巣などはつくらず、つがいが交替で卵を足の上に載せ、抱卵嚢(ほうらんのう)と呼ばれる下腹の羽毛で暖めます。

卵はおよそ54日程で孵化しますが、ヒナは全身がこげ茶色の産毛に覆われていて、親鳥とはまったく似ていません。
親と同じ毛色に生え変わるには約1年程かかります。
また、ヒナはヒナ同士で集まる「クレイシュ(Creche。フランス語で託児所の意味)」と呼ばれる集団をつくり寒さなどをしのぎます。

オウサマペンギンは19〜20世紀初頭にかけては、ペンギンオイルの搾取のために乱獲され個体数が激減しましたが、現在では保護され、個体数は回復しその生息数は増加しています。

また、南極大陸で繁殖するコウテイペンギンとは異なって、ある程度暖かい気候にも適応できるので、国内の他、世界各地の動物園や水族館でも飼育されています。
外敵はアザラシやシャチなどで、飼育下での寿命は30年程度と言われています。





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